イオンモールでこの世の春を謳歌する

もう1年ぐらい前の話です。実家に戻った時に、いつも子どもを連れて行く大きな公園があります。そこへ行ったときの話です。

都内では……多摩通勤難民圏含め……ほぼ「絶滅種」となった「ヤンキー」が、この近辺ではまだ生息しています。彼らがその公園に楽しそうに集っていました。その中に、一人はっと人目を引く、きれいな女の子がいました。しばらく観察していると、その集団の「ボス猿」とおぼしき男子が彼氏なのがわかりました。それを見ていて

「ああ、こんなにきれいな子が、まともに教育も受けず、イオンモールでこの世の春を謳歌し、多分あと数週間で十代のまま妊娠して『人生すごろくアガリ』になるんだろうなあ」

と思わずにはいられませんでした。こんなにきれいな子だったら、少し外に出ればいくらでもチャンスはあると思うのですが。半径2-3キロ以内の世界だけに生き、そこから出る意思もなければ仕方がないんだろうな、と。