モラルハラスメント その2

(続き)

以下、私自身の経験もありますが、そうでないものもあります。敢えてそうしておりますので、お察しを。

尚、先日挙げた二冊の本から引用してもよかったのですが、諸事情で手元に本を置いておくどころか、引用のために机に出しておくことも難しいため、残念ながらできません。

とても良い本なので、お心当たりのある方は、是非ご一読を。

モラハラ加害者は「直接的なコミュニケーション」を避けようとする

例えば;

●子どもの習い事について「○月×日までに、行くのか行かないのか決めなければならない」とします。当然ですが、配偶者に相談しようとします。すると

「そんなことで、いちいちオレを煩わせるな」

と言い、期限までに話し合いを持つことができません。仕方が無いので、自分で決めてしまうと

「どうして相談しなかったんだ」と言います。

●あるいは、共同名義の口座から、大金が引き出されているとします。

「あのお金はどうしたの」とたずねると、次のような返事が返ってきます。

「そんなはした金ことで、オレにいちいちたてつくのか」

「いちいちお前に相談しなければならないなら、管理は全部お前がやれ」

「金金金とうるさい、お前は金が目的でオレと結婚したのか」

・しばしば怒りのコントロールができない

例えば;

「このズボンを洗った?」

「わからない、洗ったかもしれないし。でもそこにおいてあったなら、洗ったと思う」

「染みがついている。洗ってないだろう! どうして嘘をついたんだ!」(激怒)

あるいは

●いつも食べているので、朝食にデニッシュを出すとします。すると

「朝食に甘いものを出すなとあれほど言ってるだろう、子どもの歯のことを考えたことがあるのか!」

「でも、いつも食べてたじゃない?」

「昨日、子どもの歯のことであれほど話し合ったのに、自分勝手なことばかりする!」(激怒)

・対人関係で相手(含・配偶者)に「憎しみ」「敵意」を持つ

●例えば;

「○○を隠した」

鍵・子どものパズルのピース・子どものおもちゃ・スプーン 等、様々

あるいは

「嫌がらせのために、わざとやっているだろう」

衣類の洗い忘れ・牛乳や紙など日用品の買い忘れ・テレビ番組開始時間等の伝え忘れ

・外面が非常に良いので、モラハラ被害を周囲にほぼ理解してもらえない

配偶者や「彼女」以外の人には、ユーモラスで面白い人、という評価の人が多いようです。私も過去の関係で、そういう感じでした。

他人の前での傷つけるような酷い発言「全然ダメだ」「ダメなヤツだ」や、夫婦関係の中でしかわからないような微妙な侮辱も「冗談」で済ませようとすることも

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こういったコミュニケーションの「障害」は、最初からいきなり始まるわけではないです。ある程度親しくなって、突然始まる、あるいは徐々に始まることが多いようです。

そして、こういう配偶者やパートナーを持つと、その相手をする方(被害者)は、「悪意などないこと」「嘘などついていないこと」「そういう意味ではないこと」……諸々を、常に弁明し続けていなければならないのです。

また、いつ怒り出すかわからない/いつ機嫌を損ねるかわからないため、常に緊張を強いられます

こういう関係が、不健康なのはいうまでもなく、相手を「変える」ことは不可能なのはいうまでもありません。

ですが、自分がされていることが何なのか、自分の今の状況はいったいどういうことなのか、言葉を持つ」ことで、状況が大きく変わる、……少なくとも私は、ずいぶん楽になりました。同時に、自分の過去の関係についても振り返ることができました。自分が「だめんずうぉーかー目モラハラ科」に属していることがよくわかりました。