「ねだる子どもにがまんをさせよう」?

早期からの「しつけ」の後押し事業
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/18_possiamo.html


↑は「東京都公式」のサイトです。


以下引用。

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心の東京ルール 〜7つの呼びかけ〜
 東京都と心の東京革命推進協議会(青少年育成協会)は、子ども達に教え伝えていくべき社会の基本的な「心の東京ルール」を提案しています。


○ 毎日きちんとあいさつさせよう
○ 他人の子どもでも叱ろう
○ 子どもに手伝いをさせよう
○ ねだる子どもにがまんをさせよう
○ 先人や目上の人を敬う心を育てよう
○ 体験の中で子どもをきたえよう
○ 子どもにその日のことを話させよう

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引用ここまで。


私が夫と日々子育てをしていく時に、常に「猛烈に意見が分かれて大喧嘩になる」項目が一つあります。


○ ねだる子どもにがまんをさせよう


物事を一般化するのはあまり好きではないのですが、日本人以外の国の人は、あんまり我慢しません。
概ね「わたしはこれが欲しい、わたしがこうしたい」ということを、はっきり主張します。主張しないでガマンしていると、何ももらえません。それどころか存在を無視されます。なので「ガマンしろ」というのは、場合によって「死ね」に等しいことがあります。
国によっては「声がでかい人からもらえる」というのがデフォルトです。私個人はそういうのは好きではないのですが。


まぁ、そこまで大げさな話でなくても、


私(゜д゜)<「ガマンしなさい」
夫( ゚д゚)<「なんでガマンさせるんだ」



ほとんど毎日これでケンカです。
「なんで我慢?」と言われると、まぁ、確かにそのとおりなんですが。


日本は、言わずに我慢して皆(相手)に察してもらいます。
日本以外の国は、全員が主張しまくって主張がぶつかったら交渉するのです。


今後の日本がどういうふうに変わるか? ということを想像すると「我慢しろ」というよりは「主張しよう」とか「交渉術を見につけよう」のほうが、適者生存の法則に合っている気はします。




それ以外の項目について、基本的には「自分以外の他人とコミュニケーションをしよう」という方針になっているのは、私は好きです。つまり「他人と信頼を築こう」という方向になっているのはとても良いことと思います。
但し「他人の子どもでも叱ろう」とか「目上の人を敬う」とかいうのは、今の時代はとても難しいように思います。こういう項目は「自分以外の他人とコミュニケーション」ができた後に来るものです。つまり「他人と同じコミュニケーションの文脈を共有していることが前提」になっています。下手に他人の子を叱ったら通報されるし、今の子は「老人だから偉い」とは考えなくなっています。