問題の立て方

女の敵は女」問題、再び? バリキャリ派 VS ゆるキャリ派の深い溝
http://toyokeizai.net/articles/-/11874


「日本ではなぜ、子育てと仕事の両立が困難なのか?」


とありますが「子育てと仕事の両立」という問題の立て方をすると、問題の本質を見失う気がします。
本当は「なぜ勤務がこんなに長時間なのか」を問わねばならないのです。


また「日本では」とありますが、日本に限らず長時間労働をしている(強いられている)故に育児に時間をとれない人たちは世界中にいます。
ただし、その理由は


・重役や上級職、管理職として高い報酬を得ているが故の長時間労働
・貧困のため長時間労働(時にかけもち)で働かざるを得ない故の長時間労働


に大別されます。
前者は、お金がありますので、育児も子供の教育も外注します。
後者は、お金が全然ないので、状況は日本の働く母よりずっと悲惨です。


日本の特徴は、前者でも後者でもない人たちが「意味不明の長時間労働」を強いられているという点です。
それは女性に限ったことではなく男性もそうです。「働く母」だけではなく、間もなく「働く父」も全く同じ問題を抱えるようになるでしょう。


<追記>
育児を「お金を払って外注すること」は、「子どもがまともに育つこと」と同義語ではありません。


ティファニーで子育てを
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784167661274